情報の洪水

query_builder 2021/06/07
受験全般
洪水

いろいろな情報が溢れています


とんでもない世の中になりました。

今まで受験情報を発信するときは、塾はポジショントークで情報を発するので、それを真に受けてしっかり受け止める点、真に受けずに受け止めない方がいい点に仕分けして、お伝えすれば良かったです。


ところが最近は、TwitterやYouTubeやまとめサイトみたいなWEBサイトで、情報が溢れています


とんでもない論理もあります。


  • 間違ったことばかり情報発信する人
  • ときどき間違えた情報を発信する人
  • 誰でも分かっている理想的な模範例だけを発信する人
  • 少数例を一般論にする人
  • 塾の情報をそのまま鵜呑みにして発信する人


あまり書いても意味がないですが、話半分どころかシャットアウトしないと混乱する情報が溢れています。


塾から良い情報を得られましたら、それだけを信じれば良いのですが、塾はとにかく保身という姿勢が強いので、歯切れの良いことはなかなか伝えられません。


こういう時代ですので、誰が情報を発信しているのかがとても重要です。

私は、いままでこの言い方が好きではなく、内容が正しければ、誰が発信しても良い情報と考えていましたが、そんなことも言ってられない状況だと思います。

どの内容が正しくてどの内容がおかしいか、麻痺して判断がつきにくくなりそうだからです。


インターネットが普及する前は、情報を発信できる人は一部の限られた人だけでしたが、いまは1年間家庭教師をやった程度でも、堂々と専門家風に情報発信できます。


良い情報を頻繁に発信している人を見定めて、基本路線は、その人を信じていくのが無難だと思います。



塾で5年くらい活躍しているかどうか


私は比較的、肩書きではなく人物を見て判断するタイプですが、それでも塾で責任のある立場で5年くらいは働いていたという肩書きの人には、心の扉を開きがちになります。

逆にいうと、そうでなければ、要警戒で、しっかり人物を見ます。


立派なことを書いているけど、この人からは塾で責任のある立場で働いていたことが伝わらないなということがとても多いです。


塾で責任のある立場で働いていなくても、しっかり考えていて、良いこと言う人もいますが、危険性の方が高いです。

上に挙げました、少数例を一般論としがちです。


見る目があって、この人なら大丈夫と思えるのであれば良いですが、そうでないならば、塾講師歴無しとか、塾で働いていたとしても非常勤でしたというのであれば、とても不安です。


よく2割の優秀な社員で、8割の売り上げを稼ぐと言われますが、塾業界もその通りです。

その2割に入っていない人が語る理論にはとんでも論が多いわけです。


塾で信頼が置けて、なんでもきちんと答えてくれる講師ならばそれで十分ですが、そうでない場合は、アドバイザー的な人間がいた方が良いと思います。

アドバイザーとしては、どこの塾でどういう役割で何年勘勤務していたかが重要です。


ただ単に働いていた、どこのコースを担当していたというのではなく、どういう仕事をやったのかです。

例えば「NN講座の教材を自分一人で作りました」とかです。

SNSやブログで、学歴や担当コースや合格実績や人気アンケートで上位だったと宣伝する講師はときどきいますが、どういう業務をやっていたかを書く人はほとんどいないのが、世の常というか、私の憂いている点です。



個別指導塾の宣伝


実は、私は川崎の塾を辞めた後に、某個別指導塾で働くため内定まで進み、本契約を結ぶ直前まで行きました。

そこで、職務経歴書も出したのですが、代表に言われたのが、「川崎予備校は宣伝にならん!」「サピでは、α経験ある?」と聞かれ、「あります」と答えたら、「よし、経歴はそれで行こう」となりました。


その時点では、私の講師としての力量の80%は川崎でついたと思いますので、元サピ講師と呼ばれるのは、とても嫌でした。

それも入社しなかった要因の一つです。


サピのα担当にはまるで価値がないことは、塾業界の人間なら誰でも分かっています。

サピのαの指導歴は正社員なら誰でもありますし、A授業なら、数年間、時間講師をやっていればやると思うので、「正社員でした」「時間講師歴長いです」という意味にしかなりません。

早稲アカのNN担当も同じことです。


それを某個別指導で華やかな広告として「元サピックスα担当!」と書くのは、消費者の食いつきが良いからです。



家庭教師はもちろんのこと、塾も人が重要


こういうところから、集団塾も個別指導塾も信用できるところではないのは明らかだと思います。

信用するかしないかは、人で決まります。

この人の言っていることは信用できるか、できないかです。


この塾の担当者だから大丈夫と油断するのではなく、どこの塾だとしても人を見る目が大切です。

人当たりや、相談しやすさで本質が見えにくいタイプもいますが、以下のことを語ってくれるかどうかです。


  • 疑問点に答えてくれる
  • 解決方法を持ち合わせている
  • 長期的なビジョンを伝えてくれる
  • 力を入れるものと、必要度の低いものを伝えてくれる


この4点を語ってくれれば、信頼できる講師と呼んでも良いと思います。



みんなと同じことをやっていたらダメ


難しいのは、みんなと同じようにやっていたら、お子様の能力次第で、下から上に上がっていくことは難しいことです。

差別化して何かをやらないと、上に行けません。

その何かを探し求めるときに、良くない情報が多いのが怖いところです。


「塾だけの教材で十分」という人もいますが、それで十分力がつく人もいれば、つかない人もいます。

塾の教材の問題を解くだけで学力が上がる子がいるからといって、塾教材だけで十分というのは間違えています。


風邪をひいたときに、他人から「病は気からだから、気にせず外を走り回れば治る」と真顔で言われたら困ってしまいます。

このようなことは常識と照らし合わせて聞き流すことができますが、受験情報は、一般の方にとって何が常識か分からないのが辛いところです。


相談の回答や情報は、玉石混交です。

だれに相談しても同じではありませんし、良い情報が発信されているわけではありません。

でも、成績上昇のためには、良い情報をキャッチして取り入れて周りの人よりアドバンテージをつけないといけません。

そのためには、情報を求める場合は、その人間が学力向上において信頼できるかどうかという目で見ると良いと思います。