動画授業だけで難関校をめざした受験勉強はできるのか

query_builder 2021/04/21
算数全般
動画授業

ネット環境は日進月歩の勢いで進化しています。

Windows95が出た20年前はもやは大昔ですし、

5~6年前もひと昔といった感じです。


受験産業においては、動画配信がこの先もっと普及することは言うまでもありません。

いつまでも、週何日か通塾して夜遅くまで授業を受けるという形態が続くわけがないと思います。

夜遅い通塾はいろいろなリスクがあることは間違いありません。

夜の繁華街などを歩いて、大人社会を垣間見ることをメリットととらえることもできますが、 普通に考えればリスクが大きいと思います。

話が逸れましたが、 パソコンで見られる動画授業が、学力をつけられるものであれば、塾に通う必要はないわけです。


昔の四谷大塚などのように、週末にテストだけ受けに行くスタイルが復活するかもしれません。

昔は家でがんばって自学自習したのが、動画に変わったということです。

しかし、日本人は自分の判断力を過小評価し、長いものに巻かれろで物事を判断するので、集団塾信仰主義からはなかなか移り変わらないと思います。


では、いよいよ本題です。

今回のテーマは、動画授業で難関校合格の力がつくかということです。

最初に個人的見解で答えます。

「No!」です。


丁寧に書きますと、これは保護者の采配次第です。

采配が難しいので「No」としました。


エデュではすぐに「立ち位置が~」という書き込みがありますが、それは大した問題ではありません。

そもそも立ち位置を知る知らないは学力向上に影響あるのでしょうか?


  • 分かりやすい動画授業を見る
  • 練習問題をやる
  • できなかったところを集中的に身につける


これで十分なはずで、立ち位置を知ったら、もっと本気になってがんばるのでしょうか。

自分の実力はこんなものだと思うだけだと思います。

どのくらいの学力でどのくらいの学校に行けそうなのかということが分かるに過ぎません。


また、よく出てくる話に塾はペースメーカーという話があります。

これもそれほど難しくありません。

難関中受験に対応したカリキュラムを決め、その順番で、動画授業を見ていけば良いだけです。


では、何が問題かと言いますと、工夫をしないと、テストや問題演習が足りなくなります。

しつこく動画を繰り返し見られるか、しつこく問題演習を反復できるかです。

また、特にどの単元を重点的に学習できるかということも重要です。


采配者である保護者がすべての決定権を持ち、動画授業を活用させていく感覚です。


動画授業で難関中に合格できるかどうかではなく、保護者の采配で難関中に合格できるかという問題です。

ハードは問題ないので、あとはソフトの問題ということになります。


また、現在は様々な動画授業がありますので、どの動画授業が難関校向きかも判断する必要があります。

体系立てて指導している人かどうかの判断も大切です。


案外、親しみのある授業で、これわかりやすい!と思う動画でも、役に立つのかな?と思ってしまう動画授業もあります。

玉石混淆でいろいろな動画授業のある中で、これをメイン動画にして、しっかり学習していけば難関中に受かるという体制を決めるのも難しいと思います。


ここまで読んでいただけましたら、動画授業での難関中受験はかなり難しいと思います。

塾の授業のフォローとして使う分には、それほど神経質にならなくて良いですが、これを塾無しでメインで使うとなると、不安の方が大きくなると思います。


対話式算数は小4・小5のカリキュラムと教材がそろっていて、小6も教材がそろっていて、難関校に対応した全必須典型題が載っていて、本編を読んだら練習問題を解くという形で、必須典型題を身につけることができます。

動画授業で、そこまで作り込んであるものがありましたら、それを有効活用すれば行けると思いますが、なかなか作っていないのではないかと思います。

作り手が、あくまでも塾の併用という意識でいたら、それ以上のメニューにはならないと思います。