動画授業のクオリティーについて

query_builder 2014/08/03
算数全般
動画授業の品質

今回のテーマは、動画授業は難関校合格の力がつくサービスになっているかです。

授業の品質がとても身につきやすいものはとても低い割合だと思います。


丁寧な解説ではダメだと思います。


  • どういうときにそれをやるか
  • どうしてそれをやるか
  • それをやる気に気をつけるポイント


この3点を伝えないと行けないのですが、なかなか伝え切れていません。

動画授業を見る方が、動画授業を見てそれを自然発生させないといけないのが現状という授業が多いです。


しかし、その3点を毎回伝えていきますと、かなりくどくなります。

自然発生させられる生徒さんに、それを延々と伝えますと、まどろっこしくて、この授業嫌いとなりかねません。


そうしますと適度なところで省いて、リズムよく進め、分かった気にさせる授業となります。

すると、生徒さんの力量により、分かった気になったけど、実力がつかないということになります。


塾の場合は、その後テストが待っているので、少々大切なことが分からなくても、延々と問題演習をやっていけば、徐々に、どういうときに、その解き方を使うか分かっていきますが、問題演習が足りないと、結局自分のものとなりません。


動画授業をする講師は、「集団授業が上手い講師」「経験豊富な講師」の2点は大前提となりますが、上記3点を、リズムが悪くならないようにしながら、上手く説明に組み込めるセンスのある講師でなければなりません。

それがとても難しく、それをできている講師が少ないというわけです。


○○塾の○○講座担当というだけでは、そのスキルを測ることはできません。


良い動画授業を作るためには、5人くらいでチームを組んで、1人が授業をして、他の4人が粗を探して、編集や取り直しを重ねて、1つの授業に仕上げていくことが必要です。

1人の個人プレイでは、限界があると思います。


基礎レベルのテキストをなぞったような解説ならば、まだ良いものはできそうですが、難関校向けに、鋭く問題文から解法の糸口を見抜ける受験生に育てる動画授業はとても難しいと思います。

現状では、標準的な典型題の解説の動画版と言ったところではないでしょうか。

私個人的には、動画よりも書物を自分のペースで読んだ方が理解しやすいですが、いまの小学生は、もしかしたら、書物よりも動画の方が理解できるかもしれません。

「理解する」と「分かった気になる」の区別がつけられて、動画授業の方が理解できると思われた方は、典型題の習得の補助として動画授業を活用するてはあると思います。