その問題をしっかり理解することよりも大切なこと

query_builder 2014/08/06
算数全般
ファミリーレストラン

昨日、元同僚(国語担当)と会食してきました。

2時間程度でしたが、その割には充実した話になりました。

私の方が先輩にあたるわけですが、 彼は国語教師として、いま、飛ぶ鳥を落とす勢いというか、油の乗り切っている人物なので、こちらが学ぶ姿勢でした。


オードブルは「サラダ」と「噂話」で盛り上げたあと、いよいメインディッシュ。

と言ってもお値段の安いファミレスです。


メインディッシュは「肉」と「多彩な話題」だったのですが、その中で出た解説書についてを今回のブログテーマとしました。


彼の上司は 「その問題についての詳しい解説」を心がけているそうです。

こう聞くと、「それで良いんじゃない?」「さすが上司!」 と思う人も多いことでしょう。

彼が言うには、その問題について詳しく解説するよりも、答えを求めるには、「どういう作業をしていくか」「どういう捉え方をしていくかを植え付けること」の方が重要で、 この問題はその構築のための材料にすぎず、この問題の解説は二の次というようなことです。


解説をしている問題を理解させることを重視せずに、解法力の構築を重視するということです。

「油の乗り切っている」と評しただけのことはあります。

しかし、目から鱗ではありません。

私のいま全力で作っている入試演習模試(名称は「入試で差のつく問題」の予定)は、科目が違うので、必ずしもピッタリ合致とはいきませんが、狙いは同じで、各問題の解説の冒頭は「○○だから○○をする」という言葉から始まります。


例えば「(底面積)×(高さの平均)を使いたいから底面は三角形○○○にする」 というような感じです。

その解説を読んで「そうか、こういう問題は(底面積)×(高さの平均)を利用して解くんだ」というものが植え付けられれば、この問題が仮に解けるようにならなくても十分というわけです。


この応用例を1つ挙げます。 過去問演習も始まる6年秋以降の自学自習で、どうしてもすべての問題をやるのが難しくなります。

「これはしっかり直す」「これはまったく触れない」 という取捨選択が一般的ですが、そうではなく、解説を見て 「あっ、こういう解き方で解けるんだ」→「はい、終了」 でします。


作業系や典型題はこれではダメですが、多くの問題はこれで良いはずです。

1問にかける時間が減れば、そのかわりたくさんの問題を見直すことができるという狙いです。


問題集を購買するときに解説を確認される方が多いと思いますが、そのとき、どうしても分かりやすく詳しく書いているものが良いと思いがちですが、「こういうときはこうやろう」というアピールが強いもの という基準で選ぶという手もあります。


これはテクニック的な要素が強いので、6年生向けの話です。

そして6年生用算数教材をくらべてもらえば、算数教材塾・探求の「入試で差のつく問題」が最もそのアピール力が強いと思います。

最後、やや私の教材の宣伝になりましたが、書店で教材を選ぶ際の参考にしていただけましたら、幸いです。