詳しい解説が逆に危険

query_builder 2015/01/09
算数全般
ニュース番組

サピックスは周知の事実のように解説が詳しくありません。

書いた人が複数いるようで、単なる数値替えの問題でも、解き方が変わります。

それに対して、四谷や日能研は解説が詳しくできています。

解き方も統一されています(一部異なります)。


保護者様からすると、解説が詳しい方が良いと思うはずです。

ここで、サピックスは解説が詳しくないから合格実績が良いと言うつもりもありません。

そういうことを書いてあるブログや掲示板のレスは何回も見たことがありますが。


解説は分かりやすいほど良いですが、詳しすぎて分かりにくかったり、中途半端に詳しいと、落とし穴があるのです。


分からない問題があると解説を見る

解き方が分かる

同じように解く


こういう流れだと思いますが、同じように解きながら、奥深いところまで仕組みが分かるセンスの良いお子様もいますが、全員がそうなわけではありません。

解き方だけなぞって、その問題だけ解けても身についたことにはなりません。

応用も利かないし、すぐに忘れる可能性もあります。


どうしてそういうことをするのか、 そうやるとどういうことになるのか、このあたりをきちんと解説に書いてあれば良いのですが、塾教材の解説を見ると、ほぼ解き方のみです。


その意味で、四谷や日能研の解説は詳しいとは呼べず、中途半端だと思います。

表題で「危険」と書きましたのは、仕組みが分からないまま、その問題を解くことができて、順調に行っている錯覚を起こすからです。


サピックスのように、最初から 「あの解説」 の方が問題点が浮き彫りになってかえって良いという見方もできるのです。


例えて言うと、塾教材の解説は、NHKのニュースみたいな感じです。

まったく、その問題についての予備知識がなければ、NHKのニュースだけ見ても、何が根本の問題か分からないでしょう。

中東情勢とか、民族紛争などです。


どこで、こういう戦争が起きたとか、それだけ覚えてもあまり役に立たないと思います。

それを、池上さんなどが、分かりやすくかみ砕いてくれると、「なるほど!そういうことなのね!」となるわけです。

その池上さんの役割にあたるものを持つことなく、受験を迎え、「中学受験の算数は難しかった」 で終わる人も多数いることでしょう。



大学受験用の対話式の教材を見たときに、この方式なら表面上ではなくしっかり理解でき、 いわゆる分かりやすくかみ砕かれた解説にできると思いました。


問題が解けないときに、すぐに解説を見ることはまったく悪いことではありません。

しかし、そのあとで、どうしてこうやって解いたのかを言えることが大切です。

その理由が言えないと、今後、壁に当たる恐れがあります。


いま、宿題が順調にでき、テストで良い点数を取れても、 これから先のことを見据えて、しっかり理解しているかどうか、常に気を配った方が良いと思います。