マニュアルを守る講師に習った方が良いか

query_builder 2015/01/17
算数全般
マニュアルを守る講師

大きな塾は当然のこと、小さい塾も大概は教え方のマニュアルがあります。

ひとりかふたりで教えているところならないと思いますが。


カリキュラムが決まっていて、教材も決まっていて、教え方も決まっています。

塾の幹部はそれをファミレスに例えて社員教育していると思います。

デニーズでちがう店舗に行ったら、味が違うじゃ困ると言います。

個人的にはそれも個性があって面白いかもしれないと思いますが。


ほとんどの塾では、「社員の講師」と「非常勤の講師」と「アルバイト講師」から成り立っています。

非常勤講師は週5日は働きたくない自由人か、なんらかの理由で社員にならない人、アルバイト講師は学生だったり、院生だったり、資格試験の勉強中だったりで、何か他にメインのものがある人ということにします。


アルバイト講師はマニュアルや社員講師の指示は聞きます。

東大生もです。

余談ですが、塾では、教えるノウハウがなく右も左も分からずペコペコしている東大生ですが、 家庭教師になると時給がワンランク上がるのが不思議です。

非常勤講師は、塾によっては、そのキャリアによっては任される部分もあるかもしれません。


そして、塾によって大きく分かれるのは、社員講師がマニュアルを守るか自由かということです。

塾の社風が 「マニュアル遵守」か 「社員はプロなんだからある程度自由でいい」 に分かれます。

どこの塾がどっちかとかは、身を置いていないところもあるので 割愛します。


マニュアル通りに授業をするというのは、塾のために働いている感じがします。

脱マニュアルで自由に授業をするというのは、生徒の成績向上のために働いている感じがします。

自由に授業をするのは、教える楽しさを満喫できますが、それも生徒の成績向上のためと言えば、ためです。


授業というのは、解法や使用教材や課題の出し方も含みます。

講師は塾のために働いても良いのですが、問題なのは、塾が目指しているのは「生徒の成績向上」ではないことです。

「クレームをもらわないこと」と、 もう1段レベルを上げて「満足度を高めること」 の2点につきます。


マニュアル通りで、塾の成長のために授業することは、塾生の幸せにはつながらないケースがあるのです。

でも、目指している方向がクレームをもらわないことなので、不幸にもつながりません。

「大きな幸せでも不幸せでもなく、ちょっとの幸せ」 こんな言い方が妥当だと思います。


それに対して、脱マニュアルの講師は、成績向上のために工夫している印象です。

誤解しやすいのですが、脱マニュアルの講師がいる塾でも、社風が自由なだけで、マニュアル通りの講師もいますし、そちらの方が多いと思います。


前職の同僚だった「中学受験国語文章読解の鉄則」の著者井上秀和はスタンドプレーヤーではありませんが、勝手に同書の原型の鉄則のプリントを作って、 勝手に自分の担当の生徒にやらせ、成績向上という大きな成果を上げています。


脱マニュアル講師の理想型です。

でも、前職では井上秀和に代表されるようにみんな脱マニュアルかというとそうではありません。

マニュアル人間(いわゆるイエスマンです)も多数いましたし、 出世するのはイエスマンです。

これはどこの業界でも同じかもしれません。

脱マニュアルの講師は、手法は様々ですが、ある成績を上げる理論があって、それに向かって猪突猛進していることが多いと思います。


ときどき、 勘が悪く作戦が裏目に出やすい講師、過激すぎて多数の生徒に悲鳴を上げさせる講師もいますので、必ずしも脱マニュアルの講師が良いというわけではありません。

前述のマニュアル講師が「ちょっとの幸せ」なら、脱マニュアル講師は「大きな幸せもあるけど不幸せもある」と言えるかもしれません。

不幸せになりそうならば、その対処法は簡単です。

クレームを言うだけです。クレームで改善しないなら、力量のない講師で、なんとか脱出する道を考えるしかありません。


いま現在お通いの塾の講師がマニュアル人間ならば、大きな幸せはやってこない可能性があります。

そのときは、算数教材塾・探求の教材はいかがでしょうか?

私のつくる対話式算数は脱マニュアル感満載です。

ご検討のほど、よろしくお願いいたします。