難関校に行くなら思考力育成

query_builder 2015/03/08
グランプリシリーズ
思考力

いきなり前職の話で申し訳ありませんが、もう10年以上前になりますが、生徒に学力をつけさせることが大の苦手な小学部責任者がいました。

その責任者は、強みは他にあったので、それを生かせば良かったのですが、責任者という立場上、ローテーションで3年に1度、最上位クラスを担当していました。

偶然というか必然というか、3年に1度、難関校の合格実績が下がりました。

酷い話ですが、サラリーマンとは、上司の命令に従う従業員ですので、責任者が最上位クラスを担当すると言えば、涙を呑んで応援するしかありません。

私はまだ下積み時代でした。


他の講師が最上位クラスのときに、まずまずよく受かり、その合格者達は口を揃えて「×直しで力をつけた!」と言ってました。


それを聞いていた責任者は「×直しで難関校に受かる」と思ってしまったのでしょう。

経験が浅い講師だと、


間違えた問題ができるようになる

できない問題ができるようになるから学力アップ


と考えますが、そうではありません。

×直しも同じことです。


典型題ではなく、思考系の問題限定の話ですが、間違えた問題ができるようになっても学力が上がりません。

その問題が解けるようになっても、初見の問題でパフォーマンスを発揮できなければ無意味です。

いわゆる結果論の指導ではなく普遍性の指導というものです。


難関校に通用する思考力育成とは、


問題を読む

糸口の発見


これが正しくスムーズにできるスキルを身につけさせることです。

前置きがかなり長くなってしまいましたが、最近の難関校の算数は異常です。

よくもまぁ、これだけ工夫して作問するな…アイデアがあるな…とため息が出るほどです。


そういう出題をする難関校に合格するためには、生半可なことではダメです。

典型題を覚えるだけでは、才能豊かな子以外は届かないでしょう。

×直しの宿題をしっかりやって難関校に受かるわけでもありません。


本当に自分の分からないところをしっかり分析しながらの×直しなら効果はあると思いますが、それができるのも才能のうちと言えます。


もともとセンスがあって楽しみながら問題を解いて難関校に受かる子もいますが、そういう子は、今回は対象外です。


難関校に受かるためには以下の2点が必要です。


良問をじっくり考える

解説を道しるべがわりに使い、自分で答えに到達する


この2点を、やり過ぎず、ほどよくやっていけば思考力は間違いなくつきます。

難関校合格はグッと近づきます。


普通の進学塾は典型題を教え込むのが目的なので、授業だけでは思考力はつきません。

家で、授業で習った通りになぞるだけの復習も思考力になりません。


センスのある子は自然に磨かれるので、全員つかないとは言いませんが、思考力がつく子は少ないです。

自学自習で試行錯誤してこそ思考力がつきます。


カリスマ講師の算数塾の中には、思考力育成を目的とした、考えることがメインで解説を軽視した授業があるかもしれません。

塾の授業とは別に「中学への算数」などで思考力をつけているお子様も多いことでしょう。


しかし「中学への算数」などの市販の応用問題集は、思考力がつく良問もありますが、難しい典型題もあり、効率が悪いという欠点があります。

アドバイザーにこれとこれをやるといいよと抽出してもらえば良いですが、ご家庭ではなかなか難しいです。


そもそも「中学への算数」にしても他の問題集にしても、目的は難しい問題、面白い問題を載せることですので、思考力がつく良問を厳選しているわけではありません。


解説も、解き方を書いているだけで、糸口の見つけ方、方針の立て方、思考の流れは不十分です。

前述の解説を道しるべがわりというわけにはいきません。


「では、いったい何をすれば思考力がつく?」


そのニーズに応えられるように、算数教材塾・探求ではグランプリ算数をご用意いたしました。


道しるべなら、マンツーマン授業が最適ですが、問題集と解説書で効果を上げていこうとするならば、マンツーマン授業が再現できる対話式でないと成り立たないと思います。


問題を選ぶ際は、思考力がつくかどうかしか考えませんでした。

扱いやすいように難易度を3段階に分けました。


「難関校に行きたいけど、思考力が弱いかも」という方に大いに役に立つと思います。

男子の中には、センスがもともとあるのに保護者様が過小評価をしていて、こういった思考力の演習をやらなくても力をつけていく場合が多々ありますが、女子で自他ともに思考力が弱点と認めるようなお子様で、桜蔭、早実、渋幕、渋渋を目指している方には100%お役に立てると思います。


そういう算数が欠点のお子様は、文章読解は得意なはずですので、対話式の解説がより有効です。



6年生前期の間に「小5グランプリ算数」で思考力アップを目指す形が良いと思います。

桜蔭、早実、渋幕、渋渋レベルの思考力が身につくまで半年以上はかかると構えた方が良いと思います。


インターエデュではやたらと能力・素質・地頭と書く人がいますが、首席で合格と言っているわけではありません。

ボリュームゾーンで合格するための思考力を身につけることくらいは、適切な教材と解説があれば可能です。


典型題を身につけることは疎かにはできませんが、それだけでは難関校に通用しないことも事実です。

是非、バランス良く力をつけて難関校合格を実現してください。