塾に払っている月謝はもったいなくないですか?

query_builder 2015/03/13
通塾無しの中学受験
低予算

このブログは表題のことを思っている保護者のために書く内容となります。

そんなことは考えたことはないという予算が十分にある方にはぴんとこない内容になると思います。


先日、受験勉強は4年生から始めるべきかというブログを書きましたが、

それの続編とも言うべき内容となります。

まだお読みではない方は、そちらから目を通された方が良いと思います。


先日、ひさしぶりに首都圏に行きました。

情報収集の目的意味もあって「山下国語」「鉄則著者」「国社人気実力No.1講師」と4人で顔を合わせました。


それぞれ別の道を歩んでいて、立場がみな異なるため1つのテーマについて、様々な意見になる場合があって面白いのです。

そんな中、先日のブログの4年スタートの是非について聞いてみました。


例えば、5クラス中4番目のクラスにA君(Y偏差値50弱くらいになると思います)がいて、攻玉社に受かったとします(4人共通でイメージしやすい学校というと、京浜地区になりますことをご了承願います)。


A君が4年生から入塾していたとすると「もし、A君が5年生からの入塾だったら、攻玉社に受からないか?」 と聞くと、みな口を揃え「受かった」と言います。

「でも、6年生からの入塾ならば受からなかった」とみな言いました。


ということは、攻玉社志望なら5年生から入塾で良いという結論が出ます。

前回のブログでは、攻玉社や芝や頌栄を筆頭に考えるならば5年生スタートで良いと断言しました。

今回は、そこをもう少し詰めていきたいと考えています。


塾を保育園的な要素で利用というのなら、4年生からでも3年生からでも、あるいは1年生からでも通塾するのが良いと思いますが、「塾に払う費用は抑えたい」「通塾しなければ、お母様がパートに行かなくて済む」というお考えの場合は、5年生スタートも御一考の価値はあると思います。


そこでの話にも出ましたが、中学受験をするということは、小学校では優秀なわけで、難関校を目指して挑戦するわけだから、最初から「うちは難関校を目指さず5年生から」っていうのは少ないのでは…というものです。


たしかにその通りです。

最初から6年生受験期の最終偏差値が分かっていれば、相応しい戦略が立てられますが、そんなこと分かるはずもなく、小学校での状況から、上の方を見ている方が多いのは事実だと思います。


ということで、4年生の最初からスタートするという選択肢になります。


「前回のブログと180度ちがう」 と思わないでください。

まだ話の途中です。


新4年生の2月から始めて(今年はもう3月ですが)、7月に決断するのです。

6ヶ月やれば、だいたいは分かります。

じわじわ上がるタイプ、じわじわ下がるタイプもいますが、8割くらいのお子様はどれくらいの位置に行けるか早くも定まると思います。

もちろん、塾の担当者は「これから伸びる」「まだ分からない」と言うと思いますが、いろいろな思惑がありますので。


1番の基準は、勉強に熱中できるかどうかです。

勉強時間は短くていいです。

やるときに目を輝かせて熱中していれば、将来性はありますが、興味がないなと思う場合は、そのまま行きます。


そのまま行って欲しくないと思って色眼鏡で見れば大器晩成に見えるかもしれませんが、現実は甘くはありません。

合格体験記や、顔が分からない成功者がわんさかいる掲示板を見ると、現実は甘く見えるかもしれませんが、冷静に考えれば、そんなことはありません。


また、その作戦をとったときの副産物として、最初からエンジン全開になりやすいと思います。6か月で決断するならば、特に保護者様の本気度が高まるでしょう。

早く軌道に乗せたいと思うはずです。


その意識が難関中への後押しになる可能性があります。

そして4年生の夏の段階で


  • 芝・攻玉社・頌栄以上に行けそうならば、そのまま通塾で難関校を目指す!
  • 芝・攻玉社・頌栄が上限だろうと判断したら、自学自習に切り替える


通塾しても通塾しなくてもそのレベルの学校ならば合格可能性は変わりません。

然るべき問題集に取り組んでいけば、主戦場が塾の教室でも自宅のリビングでも同じ結果になります。

「うちの子は集団じゃないと集中できないから自宅学習は無理!」 そう思われる方もいるかもしれませんが、それは錯覚です。

いまの仮定は、半年間通塾して難関校はきついと判断したわけです。


そうしたら、勉強面での集団塾との相性は悪いはずです。

友達とかそういったところでの相性は良いかもしれませんが、表題の通り、月謝がもったいないと思われている方ならば、講師や友人との人間関係を重視することはありません。


何事も先手必勝です。

決断できるときに決断せずにズルズル行ってしまい、6年夏頃に「さて困った…」となっても何もできません。

「いままで2年半、塾に払ったお金は?」と考えると、かける言葉が見つかりません。


塾に払った費用は、ものを買ったわけではなく、投機的な意味合いが強いと思います。


ここまで読んでいただくと、じゃ、大手塾で偏差値50以下は塾に通う価値はないの?と思われる方もいると思います。

そもそもなぜ中学受験の塾に行くかというと、小学校ではそういう勉強はまったく扱わないからです。

難関中になればなるほど小学校の内容とかけ離れていきますので、塾の価値も増大なものになるでしょう。

しかし、難関校でなければ、小学校と近いとまでは言いませんが、自宅学習用の教材を組み合わせることによって対応できます。


保護者が文系であっても中卒でも対話式算数があれば、算数は指導可能です。


塾が好きな方は成績如何に関係なく通塾した方が良いと思いますが、難関中に行けないのなら、月謝はもったいない、お稽古事に力を入れたい、そう考える方は多いと思います。


通塾していながら「塾にかかる費用は高い」「お稽古事もしたい」「なんとなく成績が上がればいいな」と常々思われている保護者様は多いと思いますが、半年で今後の体制を決断するという姿勢がお子様の有意義な小学校生活を過ごせる鍵になると思います。


受験勉強というような大仕事なのに気持ちが充実していないのならば、通塾はもったいないと思ってしまいます。

その場合は、高校受験か、予算があまりかからない自学自習での中学受験のどちらかが良いと思います。

塾は弱いものの味方で助けてくれるところではありません。

せいぜい、愚痴を聞いてもらえるところという認識で良いと思います。